JPDS各サービスのAI関連機能をご紹介します
JPDSの各サービス(JP-NET・NewCSS・Brand Mark Search)に、AIを活用した機能があることはご存じですか?
2024年6月のバージョンアップにて新たな機能も追加され、
特許公報の検索から公報閲覧までをAIでサポートすることでより効率的に調査を行えるようになりました。
意匠・商標の画像検索や海外公報の翻訳等についてもご紹介いたします。
気になる機能がございましたらお気軽にお問い合わせください!
AI類似検索(2024.06)
JP-NET・NewCSSのWeb版の類似検索とかんたん検索の”ことばから調べる”の検索がAIを用いた検索へとバージョンアップしました。
また、JP-NET・NewCSSの専用ブラウザ版においても類似検索を利用できるようになりました。
- 入力した文章(500文字程度までを推奨)と類似度の高い公報を検索します
- 結果一覧画面は自動的にAIソートの類似度順となり、類似度ポイントも確認できます
- 日本特許DBのみ対応
調査対象の技術や、対象公報の要約等を入力するだけで
類似する公報を検索することができます
AI類似度順ソート機能(2024.06)
JP-NET・NewCSSの結果一覧画面にて、AIを利用した類似度順ソート(並び替え)に対応しました。
任意の文章や選択公報を元に、各公報との類似度を計算しソートを行います。
- 任意の文章でのソートでは、500文字までの文章や単語を入力できます
- 選択公報でのソートでは結果一覧画面で選択した5件までの公報を対象にソートを行います
- 日本特許DBのみ対応
類似度の高い公報からチェックすることができるようになり
より効率的に特許調査を行うことができます
AIフォーカス機能
AIフォーカスは、JP-NET・NewCSSの公報表示画面にて、指定した文章・ワードと閲覧中の公報の各段落との類似度を表示することができる機能です。
これにより調査している内容に合致した箇所を優先して確認することができます。
ハイライト機能と組み合わせて活用することにより、スクリーニングの効率化を図れます。
- 請求項又は実施例を選択して類似度を表示することができます
- スコアフィルターを利用すると、類似スコアの高い段落のみに絞り込むことができます
- 専用ブラウザ版の日本特許DBのみ対応
公報内のどの文章に調査対象の技術が記載されいるのかを把握することで
より効率的に公報を査読できるようになります
AI翻訳(NMT)
JP-NET・NewCSS 海外DBの機械翻訳は、AIを活用した「WIPO Translate」を採用しています。
特許公報という特定のドメインで学習した専用エンジンによって、翻訳精度の大幅な向上を実現しました。
より自然な日本語で海外公報を閲覧することができます!
AI意匠類似画像検索
JP-NET・NewCSS意匠DBの類似画像検索について、AIを使用した検索にバージョンアップし、検索精度が向上しました。
斜視図・正面図・側面図などの対象図面を指定した検索も可能なため、最適な対象を検索指定することが可能です。
- 類似する上位100件を検索結果として表示します
- 2024年6月のバージョンアップにて、画像と検索式をかけ合わせても類似度順で表示されるようになりました
- 斜視図や正面図等を指定して検索した場合、結果一覧画面や公報分割表示には指定した図面が表示されます
以前の画像検索から大幅に精度が向上しました
ぜひ、お試しください!
AI商標類似画像検索
商標検索DB Brand Mark SearchにもAIを活用した類似画像検索機能があります。
検索したい画像をドラッグアンドドロップするだけで、類似する画像商標を検索することができます。
- 類似群コードや区分・ステータス等を掛け合わせて検索することもできます
- 2023年12月のバージョンアップにて、海外DB、中国・台湾DBの画像検索にも対応しました
- 2024年6月バージョンアップにて、取り込んだ画像のトリミングにも対応しました
調査の難しい図形商標をAIを活用して検索・類似度順に確認できます
お問い合わせはこちらから
現在、サービスをご契約中の方は、すでにご利用いただける機能ですので、ぜひご活用ください。
また、各サービスはお試し利用が可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。