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分類更新情報:FI、Fターム

・国内特許分類(FI/Fターム) 最終更新日2025.01.06

2025年1月付与開始分類があります。
FIはIPCを基礎として細展開された日本国特許庁独自の分類です。技術の進展に対応し適切なサーチキーとして機能するように年に1回から2回、必要な分野において改正が行われています。最新のFI分類表は、下記日本特許庁ホームページを参照ください。

FI改正情報

 

(2018.1.5更新)

平成29年11月13日から、224項目のファセット分類記号が廃止されています。11月13日以降、廃止された224項目のファセット分類記号は、特許文献に対して付与されなくなります。ただし、11月12日以前に付与されたファセット分類記号を用いて、文献を検索することは可能です。

 

・IoT関連技術に関する横断的分類の新設について

平成28年11月から、IoT(Internet of Things)関連技術に関して、横断的な分類である広域ファセット分類記号(ZIT)を新設し、日本の特許文献に対して付与を行っていく旨の発表がありました。同年12月27日発行の特許公報よりZITが付与された文献の発行が開始されております。

 

(2018.1.5更新)

平成29年4月24日から、このIoT関連技術の特許分類(ZIT)を12の用途別に細分化し、特許文献への付与が開始されております。この結果、現在はIoT関連技術に関する特許情報の収集・分析を用途別にも行うことが可能となっています。

 

(2020.4.23更新)

IoT関連技術に関するIPCサブクラス「G16Y」が、今年1月から発効となっております。またこれまでIoT関連の分類として使われてきたファセット「ZIT」は、3月分をもって付与終了となり、4月以降は「G16Y」に対応したFIが新設され、付与されていく予定です。

日本特許庁発表資料

 

さらに、日本特許庁では、特許文献を技術範囲ごとに区分して整備しており、各技術範囲を「テーマ」と呼んでいます。現在約2600のテーマが存在し、そのうち約1600のテーマでは多観点から文献を絞り込むことを目的として「Fターム」が作成され、国内特許文献のサーチキーとしてサーチに利用されています。Fタームは技術の進展に対応し適切なサーチキーとして機能するように、必要に応じてテーマ統合・分割やFタームリスト再作成等のテーマの改正、および、新規テーマの作成やFタームテーマのFIテーマ化等にともなう新規文献のFターム解析の停止が行われています。Fタームの最新情報については下記日本特許庁ホームページを参照ください。

Fタームテーマコード一覧情報(テーマコード表)

テーマ改廃情報

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