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日本化薬株式会社における技術系社員向け情報調査教育の事例

【世界的すきま発想。】をコーポレート・スローガンに、火薬・染料・医薬・樹脂の基盤技術を融合し、機能化学品、医薬品、セイフティシステムズ、染料、触媒、農薬などの事業領域で高い技術力を誇る、日本化薬株式会社における知的財産部・技術系社員向けのJP-NET教育事例を紹介します。

日本化薬における知的財産関連の研修の目標

・特許制度、情報調査を一通り学ぶ(知的財産部方針)

・技術系社員に望むこと

 中堅研究者になるまでに、関連技術の先行技術調査を自分で行い明細書を自分で作成できるようになる

 (自立した研究員像)

 

技術系新入社員向け知的財産研修

入社1年目  4月 :特許導入研修
9月 :JP-NET初級【実習】   ※JP-NET初級:約2.5~3時間  
   12月 :特許初級      自分で簡単な検索ができるようになることが目標 
:JP-NET中級【実習】   ※JP-NET中級:約2.5~3時間
入社2年目 6月 :明細書作成コース【活用】      実際の業務に活用できることが目標
:パテントのマップ作成研修    便利な機能も紹介、演習重視
入社3年目 11月 :特許中級研修【活用】

 

 

効果的な研修とするために

・「特許は重要!」と認識してもらう→開発品が販売できない or 損害賠償の可能性を説明

・実際の研究テーマに生かせるイメージを持ってもらう→「同業他社の研究動向が分かる」と動機付ける

・特許嫌いをつくらない→特許は難しいとのイメージを回避、単純な番号検索から

・「研究者にしかできない検索」があることを伝える→同義の技術用語の追加で件数が増える達成感

・疑問は放置せずその場ですぐ解決できるように→研修バックアップメンバーが背後から画面を確認

  進捗を確認しながら 落ちこぼれを出さない

 

 テキスト作成時に工夫していること

・半年後でも、使用時に復習できるように操作はすべて文字にて記入+画面コピーを挿入

・実際のテーマに即した具体的検索事例を盛り込む 例)インク or インキ

・盲点、落とし穴の実例を盛り込み、実際に確認する 例)斉藤+斎藤+齋藤+...など

・どれが新機能かを明確に知らせる

 →前年度までの受講者が知らない機能を知る優越感、新機能・便利な機能を周囲に伝えてもらえる「一石二鳥」効果

    検索業界の常識は研究者に初耳のことも!

 

実際のテキスト例

  • テキスト例1
  • テキスト例2
  • テキスト例3

 

会社概要

会 社 名:日本化薬株式会社

 

設立年月日:1916年6月5日

資 本 金:149億3,200万円 (平成26年3月末)

 本 社 :東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル
従 業 員 数:単体 1,810 名  連結 4,794名 (平成26年3月末)

事 業 内 容:機能性材料、デジタル印刷材料、色材、

      触媒、医薬、自動車用安全部品、農薬

 

日本化薬株式会社ウェブサイトはこちら

◆特記事項◆

本内容は2014年11月時点の情報であり、事例の内容が変更されている可能性もあります。

 

 

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